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塔の森クロニクル [美術など]

 さて日曜日、天気は良いけど予報ほど蒸し暑いわけでもない。目黒でランチを済ませて外苑東通りへ、四谷三丁目の交差点を過ぎて右折。目的地は新宿歴史博物館なんだけど木密の住宅地に迷い込んでしまった、新宿区って高層ビルと繁華街のイメージの人が多いでしょうけど、私みたいに風呂屋をグルグル廻っていると木密の住宅地が新宿区のイメージ

 文化施設だし周辺に案内の看板が出ているに違いないだろう、そうアテ込んで進むと三栄町の広い通りに出てもうこれでもかと「新宿歴史博物館」の看板が出ているので後はそれに従うだけ。四谷税務署のすぐ先なんですが四谷管内にクライアントはいないので無縁のエリア、路肩に原付を乗り捨てようかと思ったけど敷地内に自転車が並んでいたのでそちらに停める。

 1988年竣工と言うこれから本格的にバブル景気になる頃の建物ですがまだそんなに装飾華美でもない、23区内の全ての区立郷土博物館を見て廻ると言う野望の達成もありますが、本日の目的は企画展の「塔の森クロニクル 新宿の高層ビル群ができるまで」なのよね。入ってまっすぐ進むと受付の女性が用向きを聞いてくる、本当は売店をゆっくり見たかったのですが仕方ないのですぐチケット購入。常設と企画展が各300円だけどセットだと500円なので500円払う。
看板


 地階に降りて受付の女性にまた特別展のチケットをもがれて入場、展示室の中央に昭和女子大学環境デザイン学科田村研究室の手によるX-Y方向が1/100スケールでZ方向が1/50スケールの新宿駅模型があり、その周囲を模型とパネルで主に新宿駅西口の変わり様を説明するややアカデミックな展示。この新宿駅模型は実は昨年新宿西口広場で公開していたそうで、その時なら無料で撮影OKだったのが今日は有料で撮影禁止か。

デイリーポータルZ 2016年11月22日 新宿駅の立体模型ですっきりする
http://portal.nifty.com/kiji/161122198124_1.htm

 この模型が物凄くて、ボーっと見ていると「ナニコレ?」なんですが、新宿駅ホームと通路を漏れなく再現した大作でした。私は毎月15番線山手線ホームから南口コンコースに上がって12番線中央線快速ホームで吉祥寺に向かうのですが、そのエリアを発見すると周囲の繋がりが見えてきてかなりとんでもない駅だなと。西口広場での展示では西武新宿駅まであったそうですがその辺は残念ながら割愛されていたけど、入った事の無いバスタ新宿の巨大さに感心してしまった、本当にアリの巣みたいな駅。

 さて、ある程度の年齢以上の人ならば新宿西口の高層ビル群は淀橋浄水跡地に出来た物と御存じでしょう。その淀橋浄水場の再開発計画は戦前に計画されて戦争で頓挫した後に戦後副都心計画として息を吹き返したのが良く分かります。副都心以前は都内の高層ビルと言えば霞が関ビルと浜松町の貿易センタービルしか無くて、それが京王プラザホテル以降ヤケクソでどんどん高層ビルが建ったものね。

 私も昭和49年竣工の住友ビルを見学しに母に連れて行ってもらったわ、サザエさんのマンガで回転ドアで悪ふざけをするのを真似したらドアから脱出する際に腿を激しく挟まれて痛い思いをしたけど幸い骨折には至らなかったと言うバカな思い出がセットです。パネル展の他奥のプロジェクタで新宿西口広場開発のニュース映画もやっていたり、こちらは出来て早々「反戦フォーク集会」なる催しの開催場所になって当時の讀賣新聞に「大迷惑」とか書かれた切抜も展示。

 そんな話を後日匿名掲示板で話していたら団塊左翼の人かな?「讀賣だろ!朝日は?毎日はどうだった?」とか詰問されましたが、昭和39年当時の大人からするとガキンチョが駅前占拠して邪魔でしょうがないと言うのは保守リベラル関係無く社会人共通の認識だろうに。その辺の解らなさと独り善がりさが沖縄で今老人になった彼ら彼女らがやっているバカな活動に反省する事無く連綿と繋がっている。

 腰椎ヘルニアが完治しているでも無いので立ちっ放しは本当に辛い、スツールに腰掛けて新宿西口の変遷を映画にした物を上映していたので休憩しつつ見学。ビルがニョキニョキ生えてくるのもそうですが、観測ポイント手前の団地が無くなったり新宿西口にガスタンクが新設されて撤去されたりとそんなのまで有ったのか状態です。区立博物館なので低予算なパネル展なのですが、鉄道の停車場が有っただけの新宿駅がこんな化け物に進化する過程が勉強出来ます、高層ビル群よりも展示のメインはそちらだったと思うよ。連休末日の5月7日までやっているので、建築科の学生でなくとも郷土史マニアは行くべし。
外見

新宿歴史博物館
http://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/


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