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書いて覚える江戸のくずし字いろは入門 [書籍他]

 浮世絵でも江戸時代版のラノベな黄表紙本でも、ミミズがのたくった様なくずし字の文章が添えられていて以前より出来たら読んでみたいなと。そう思って参考図書を探すと高い、高いのは文学部の大学生か研究者向けなので。そんな大それた本では無くとも入門本で良いのだよ、辞書形式の本が何冊か出ているのでそれを買ってみるか。何せくずし字の這いまわった様な復刊本なぞ我が家に何冊もあるし、とか思っていたら面白い本を発見。

書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門

書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門

 書いて覚えると言うのは斬新だけど実は当たり前じゃないか、凡そ文字と言うものは書いて覚えるのだから実に合理的。スマホの時代だキーボードや画面タップの時代で文字を書くのは時代遅れとかうそぶく向きもいるでしょうけど、やはり書くと言う行為がそのまま覚えると言う行為ですからね税理士試験の論述問題対策で模範解答を毎日計算用紙に書き写して文字通り丸暗記した成功体験もあるので、書いて覚える事は経験上理にかなっている様に思えます。


 そう思って早速注文、Amazonのレビューを読んでいると漢字ドリル的な本らしい。そう言えば漢字の書き取りは苦手だったな、得手不得手と言うよりも漢字に対する学習意欲が湧かなかったのが漢字のテストでした。自慢じゃないが高校の国語でほとんどお情けの救済問題だった漢字の書き取りを捨てて学年トップを取った事もある位に国語が得意で漢字の勉強に無関心だったと言う。

 しかし今回は真面目に手習いの勉強をしようと思う、どうにも掌の腹を紙に乗せて文字を書く習慣が付いているので、この際に手を宙に浮かせて文字を書く練習をしたいし。そうなると形から入るとして筆ペンでもつかおうかしら?筆は流石に後始末が面倒だし。サインペンやボールペンを走らせる方が実用的と言うか応用が効きそう、何せ書類屋なので今でも紙に文字を書くと言う作業は日常的にやっています。

 とかアレコレ妄想していると注文した翌日に到着、もっと漢字ドリルだと思ったら製本がしっかりしていて開きっぱなしにして使うには不便じゃないかとちょっとガッカリ。それ以上に驚愕したのが、内容です。寺子屋だからいろは48文字だけ勉強するのかと思ったら、例えば「イ」は「い・以・伊」で「ロ」は「ろ・呂・路」で「ハ」に至っては「は・八・者・盤」が平仮名と言う事になっている。

 現代日本で習う平仮名はそれほど形が崩れておらず、くずし字の難読文字は上述の画数の多い漢字を崩してあると言うもう意味不明と言うか処置無し過ぎる。「へ」なんて「邊」と言う画数の多い舊漢字と言う面倒な代物をわざわざくずしてあるのでそりゃ読めないよ、とか、江戸のくずし字が読めないのは仮名が読めないのではなく万葉仮名みたいな漢字の当て字が判読不能なだけと解ったと言う意味ではありがたい一冊ですが、やはり本書の172文字位は暗記しないとダメか。

【実際に使ってみて】
 例えば「伊」はへんの「イ」を2画で、つくりの「尹」を一筆書きで書いて3画なのです。尹を一筆書きって最初はボールペンでやっていたけど無理、筆ペンに代えて手本を見つつ書き続けると確かにくるくるっと一筆書き出来ました。毛筆の強弱がキレイに描くのに必要なのか、筆ペンよりも出来たら毛筆なんですが有り物だと筆ペンしかないので。読みよりも書きが目的になりそうですが一筆書きがキマると楽しい、ついでに筆の持ち方の練習もしています。


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