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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q [映画・TV]

 Damsel in Distress.



 新劇場版も「序」「破」と来て3作目、90年代アニメなので追いかける方も歳とって大変だ。先週は忘年会と風邪で無理だったので今週、川崎のTOHOシネマで19時15分の回があるのでラゾーナじゃん!と途轍もない勘違いをしてついでに無印良品で冬用皮手袋を買おうと企んだりね。18時まで珍しくも集中して仕事をしてPC電源を落とそうとしたらWindows月例アップデートが始まり「アイナコ!」と思うもなんとか18時半に帰宅して着替え原付でラゾーナへ。

 無印良品で手袋を買って(10年位使った古いのは5千円だか7千円したのに3,980円、デフレだ)隣のユニクロでウルトラライトダウンが3,980円なら買おうかなと覗いてから5階の映画館へ、そしたらラゾーナは109シネマじゃないの!?TOHOは京急川崎駅前だし!とやっと解って川崎駅連絡通路から地下街を抜けてDICEビル7階に着いたら何と!券売場が無人になってるじゃないの、コンビニの情報端末みたいなのが並んでいるだけで確かにコンビニで使い慣れてるから初めてでも戸惑いは無かったけどさビックリだ。

 チケットを入手して劇場に駆け込むと照明が付いたままCMをやってる段階だったのでトイレに行ったり、結局夕食は映画の後だし時間潰し用の親書も必要無かったね。水曜19時の回は会社帰りの社会人とかヒマそうな若者とか。長い予告の後本編が始まるといきなり「スタジオジブリ作品」て出て何じゃこら?と思ったら「巨神兵東京に現る 劇場版」とか言う短編映画だそうな。

 コレがまあ、厨二病全開過ぎてコレ見て「うおぉぉおおお!」と盛り上がる人は本編を楽しめて「うわぁぁあああ!」とドン引きしちゃう人は本編観るのも止めた方が良い(破では永六輔氏が冒頭で席を立ったとか)と言うリトマス試験紙なんだろうか?「風の谷のナウシカ」(版権の関係でジブリ繋がり)に登場する古代文明の超兵器巨神兵が東京の街のミニチュアセットを破壊するだけで、綾波レイ声の声優さんが厨二病患者の黒歴史ノートを朗読する様なナレーションが入るんだけどさ

 ただただ東京の街並みのミニチュアセットを爆発させるだけでこう言う「崩壊する日常風景」と言うのは米国で大人気のゾンビ物のテーマでも有るんで今時の流行と言えばそれまでだけど庵野監督て元々こう言うの好きだしと言うかテレビのエヴァンゲリオン以来ヱヴァは日常風景を背景にヱヴァと使徒が戦う話だからなあ。と、そのまま上に貼った6分38秒のシーンね。動きがハデだし恰好良いし面白いぞ。


 で、東宝系なのに東映映画(シネコンてそんなもの?)にも驚いたら本編が始まっていきなり衛星軌道上にミサトさんが首からぶら下げているお守りそのまんまの形の人工衛星が飛んでいてその中に冒頭に書いたとおりDamsel in Distress(囚われの姫)状態のシンジ君が封印されていてそれをナイト役のアスカが前作で伏線ぽく登場した割には今回の扱いはよ!?なマリを騎士アスカの従卒としてバックアップさせつつ「救出」と言うか強奪するんですよ。

 地球上に降りるとクラスメートのトウジ君の妹が軍の将校になってたりでシンちゃんは14年間眠っていたんだとか、するとアスカとマリの年齢はよ?エヴァンゲリオンて14歳じゃないと操縦出来ないとか設定が有った様な気がするんだけど。しかも前作の「破」では漢らしくDamsel in Distressな綾波レイを救出したシンジ君の英雄的行為が世界を半壊させるサードインパクトを引き起こしてしまいシンちゃん大罪人と言うか世界を滅ぼし得る能力(と書いてちからと読むのが厨二風)を秘めた涼宮ハルヒ的存在と言うか。

 80年代に「超時空世紀オーガス」と言うスタジオぬえ謹製テレビアニメがありまして、アレも時空震動弾を操作した主人公がその結果平行宇宙の地球人を一つの時空に召喚した「特異点」とみなされて彼をそれぞれの陣営が争奪していたんだけど、と言う古いアニメを思い出したよ。当時はそのスタジオぬえアニメで「超時空要塞マクロス」と「クラッシャージョウ」と言うのが有ったけど双方宇宙船のビームが雲を蒸発させつつ地上の街を吹きとばしたり殺害の描写がくどかったり「残酷アニメ」とレッテル貼られていたな、このQも正しくその路線でして80年代当時の評論で「現場の暴走を抑える人物が不在」と批判されていたけどその暴走した当人達が監督する立場に廻っているのをエンドクレジットで見てなんか納得したよ

 この日はたまたまお昼にEテレの「100分de名著」と言う番組を観ていたら(NHK早く「純と愛」打ち切りにして下さい、ウチの老親が観る番組無くて困っています)星の王子さまを紹介していてその中で、「大人になると子供の時の思いを封印してしまうんだ」とか何とか言っていたんだけど「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」と言う映画は封印していた若い頃の思いや衝動を解放しようとして頑張った挙句80年代に批判されたモノが甦ったのだろうか?80年代と違い残酷描写のコードもさがってるんだけどさ。人はそんなに死なないけど廃墟になったネルフ本部だの第三新東京市の風景を見つつこう言う表現がやりたい人が集まって作った映画なんだなと。

 元が90年代アニメなので前作「破」で新登場したマリなんぞはテレビ版キャラとの整合性が取られていたのにQの新キャラは今時アニメのキャラデザインになっていて「何この人たち?」と言う違和感が、某ゲームで「オペレータ」としか呼ばれなかった青葉シゲルも今回は本当に「オペレータ」だけだったし。筋はDamsel in Distressなシンジ君を王子様が救いだそうとすると言うだけと言うかそれに尽きる、王子もミサト配下のアスカ王子だったりネルフ本部跡にいるミステリアスなカオル君(唯一♂の王子様)だったり。シンジ君が破で王子様として救い出したDamsel in Distressな綾波レイがQでは囚われの姫君役のシンジ君の意中の人なのにカオル君に「助ける事は出来なかったよ」と言われてカオル王子によろめいたりね。

 で、ハリウッド映画のお約束通りか弱いヒロインは要らぬ事をやってどんどん事態を悪化させるんだけどさ。しかし破のエンドクレジット後の予告はなんだったのか?と言う位に全く映像もプロットも無関係過ぎる、空から降って来たマークVIもこんな扱いか!だし。派手なアクションと破壊描写に廃墟世界が製作サイドのやりたかった事で良いのか?作り手がMTV世代なのでプロモ的派手さは抜群だししかし日常の非日常と言うエヴァ世界のお約束は21世紀版マイティジャック号みたいなのが登場して無視されちゃうし。次回作で終わるそうなので早くして下さい、加齢と共に趣味嗜好が変わってそろそろ辛くなりそうです。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
http://www.evangelion.co.jp/


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ノムラ

フリタンのブログを読んでると引いてしまいそうです。

新劇場版を作るなんていう話が出てきたとき、納得のお話にしてくれるならいいけれど、おかしな方向に持って行くくらいなら、旧劇場版の謎だらけのままにしておいてもらいたいと思ったものですが、どうやらそういうことになってしまってるのでは?
映像のすごさは先日ネットにアップされた冒頭6分少々の分でよくわかりましたけどね。昔のTVバージョンをぶち壊すのはやめてほしいものです。
by ノムラ (2012-12-14 03:35) 

furitann

 いやあくまで個人の感想ですんで。
何となく旧劇的展開を匂わす流れもあるんでどうなんでしょ?テレビ版や旧劇のアレとは違うスカッとしたラストを芸風変わった監督が見せてくれるのかな?と思ったのですがね。

 文句を言いつつもパンフを二部買ったので早急に送りますよ。
by furitann (2012-12-14 23:51) 

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